弘前大学と北里大生らが白神山地生息コウモリの現状確認のため、21、22の両日、青森県西目屋村の弘前大学白神自然観察園周辺に調査に入ったことが分かった。
記事によると、白神山地に生息するコウモリの現状を確認しようと、NPO法人「コウモリの保護を考える会」(事務局盛岡市)は21、22の両日、青森県西目屋村の弘前大学白神自然観察園周辺に調査に入った。峰下耕理事長(六戸町)ら会員4人を中心に、同大農学生命科学部と岩手大学、北里大学の学生9人が協力。深い森の中で生きる希少動物の生態に触れたという。
同会はコウモリ研究家として広く知られた故向山満さんが2003年に設立。現在は全国各地に50人以上の会員がおり、東北地方での生息調査や保護活動に当たっている。白神山地でも定期的に中核部の「クマゲラの森」で調査してきたが、十数年前の林道荒廃を機に中断していた。
初日には学生も協力し、上下方向へ数十本のテグスを張った専用の捕獲器「ハープトラップ」6台を周辺の遊歩道などに設置した。コウモリが活動を始める日没後から定期的に巡回し、午後9時前には県レッドデータブックでBランク(重要希少野生生物)に指定されているカグヤコウモリのオス1頭を捕獲した。
参加者は輪になって「チチチ」と鳴く様子を見守り、コウモリの前腕長と体重を測って標識の腕輪を付けた後、空に放した。弘前大1年の小田音合(おとわ)さんは「超音波を出すという先入観があって、鳴き声が聞こえたのは意外。思った以上にかわいい顔をしていた」と笑顔を見せた。
一行は深夜にもヒメホオヒゲコウモリのメス1頭を捕獲したが、その後は雨が強まったため午前1時ごろ調査を終了。峰下理事長は「天候もあり捕獲した数は少ないが、学生にも楽しんで調査に取り組んでもらえた。核心地域にはなかなか行けない状況だが、ここもポテンシャルのある場所。白神での調査は今後も続けたい」と述べた。
白神山地に生息するコウモリの現状を確認しようと、NPO法人「コウモリの保護を考える会」(事務局盛岡市)は21、22の両日、青森県西目屋村の弘前大学白神自然観察園周辺に調査に入った
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/2047021
<20125/06/23 東奥日報>
弘前大学と北里大生ら協力 白神山地生息コウモリの現状確認(写真と記事は関係ありません)



