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爪とぎ行動の頻度を増加させる猫の特性と飼育環境に関する研究

投稿者:武井 昭紘

爪とぎは、猫の本能とも言うべきか、生理的で自然な行動である。しかし、この行動がひとたび家具に向けられてしまうと、オーナーにとって不都合な問題行動になるのだ。では実際のところ、彼らを爪とぎ行動に駆り立てる要因とは何であろうか。それを知ることは、問題行動への対処方法を考える上で大変に重要なことである。

 

冒頭のような背景の中、世界の大学らは猫を飼育するオーナーにオンラインアンケートを依頼して、猫の特性(個性、性格)や飼育環境、オーナーの人口統計を解析する研究を行った。すると、以下に示す事項が明らかになったという。

◆爪とぎ行動の頻度を増加させる要因◆
・子供(ヒト)の存在が頻度を増加させた
・遊ぶ時間、面白い行動を良くすること、夜間の活動性は頻度を増加させた
・攻撃性と物を破壊する特性も頻度を増加させた

 

上記のことから、猫の爪とぎ行動の頻度を増やす要因がいくつか挙げられることが窺える。よって、今後、これらの要因に合致する猫の行動をコントロールする方法について議論され、問題行動で悩むオーナーが減ることを期待している。

猫が頻繁に訪れる場所に爪とぎグッズを設置すると、不適切な(不都合な)爪とぎ行動は軽減されるとのことです。

 

参考ページ:

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39021412/


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