動物が抱える健康問題を調べることは、その動物を取り巻く環境を浮き彫りにし、適切な飼育方法や病気の予防法を明らかにするヒントの獲得に繋がる。では果たして、動物が直面する健康問題とは何か。そして、健康問題が分かるヒントとは何であろうか。
冒頭のような背景の中、王立獣医科大学(Royal Veterinary College、RVC)は、犬猫に次ぐ第3のペットとも称されるウサギに着目し、彼らが抱える健康問題を調べる研究を行った。なお、同研究では、2019年にイギリスの一次診療を受信したウサギ16万匹以上から無作為に抽出した4000匹弱の診療記録を解析している。すると、最も一般的な健康問題は爪の過長(約28%)で、次いで臼歯の過長(約15%)、肥満(約9%)が続くことが判明したという。
これを受け、同大学は述べる。これらの健康問題は、運動不足と不適切な食餌管理と関連している可能性が高いと。そして、訴える。この事実は、適度な運動と適切な食餌管理の重要性を教えてくれていると。読者の皆様が飼育するウサギはどのように飼育されているだろうか。もしも、適度・適切な飼育方法が分からない・詳しくは知らないという方は、一度動物病院に相談をして頂けると幸いである。

本研究の母集団の約80%は短頭種、約17%%は中頭種、約3%は長頭種で占められていたとのことです。大学は、野生のウサギに近い種は長頭種で、飼育されている割合が多い短頭種は野生から懸け離れていると述べています。
参考ページ:
https://www.rvc.ac.uk/Contents/Item/Display/197015


