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猫の表情を読み取るオンラインテスト~ヒトは彼らの感情を察知できるか~

投稿者:武井 昭紘

彼、彼女は喜んでいる。
怒っている。
悲しんでいる。
楽しんでいる。

愛猫の表情や仕草を観察して、オーナーは様々な印象を抱く。そして、次は、どのような反応をするだろうと胸を躍らせるのだ。しかし、ここで立ち止まって考えてみよう。愛猫の感情を正確に察知できているという自信はどれ程で、果たして、その印象は本当に正しいのか。自信もあり、正しいと思う皆様におかれては、是非試して欲しいことがある。無論、自信がない方々も同様に。それは、猫の表情を読み取るオンラインテストだ。

 

このテストは、カナダのゲルフ大学とペットフードメーカーPURINA社がウェブ上に提供しているもので、挑戦者が猫のビデオを視聴して、彼らの感情がポジティブかネガティブかを解答する形式になっている。設問は20個。大学らの研究によると、85ヶ国から6300名以上が参加し、15問以上を正解するヒトの割合は全体の13%だという(平均正解数は約12)。また、女性は男性よりも、若者は高齢者よりも。獣医師は一般のヒトよりも正解を導く可能性が高いとのこと。

本稿をご覧になっている愛猫家、獣医師(動物看護師を含む)の皆様は、どれくらいの正解を導き出せるだろうか。大学らが掲げる、「猫の飼育環境および福祉の向上」という目標を達成するためにも、ご自身の感情察知能力を把握して頂きたい。そして、今後、猫と接する際には能力を磨くべく、より慎重に彼らの感情を読み解いて頂けると幸いである。

猫を飼っていること(猫のオーナーであること)は、正解数を増やす要因になっていないとのことです。

 

参考ページ:

https://atrium.lib.uoguelph.ca/xmlui/handle/10214/17526


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