雷に花火。掃除機や電子レンジもそうだろうか。生活に溶け込む様々な音に不安や恐怖を感じる犬が居る。そして、その様子を心配するオーナーが居る。『どうにかならないものか』、『解決の道はないものか』と彼らは悩んでいるのだ。しかし一方で、愛犬の不安や恐怖に気が付かないオーナーも居る。果たして、「気が付かない」彼らは、愛犬の様子に何を想っているのだろうか。それを明らかにした研究が、カリフォルニア大学より発表された。
なお、同大学は、380匹を超える家庭犬を対象にして、生活音に対する犬の行動と、それを見たオーナーの反応を調べたという。そして、60件以上の動画から、ある反応を発見した。そこには、生活音に対する恐怖に基づく犬の行動を面白がるオーナーが映っていた。愛犬の様子を心配するのではなく、「それ」」を楽しんでいるオーナーが大多数であるという結果だった。
『犬が感じている恐怖を過小評価している。』
カリフォルニア大学は、このように述べる。そして、『声よりも彼らのボディーランゲージに意識を向けるべき』と訴える。動物福祉に高い注目が集まる現代。生活音に恐怖を感じる犬への適切な対応とは。今後、その対応について議論され、「楽しんでいる」オーナーたちへの啓蒙方法が検討されていくことを願っている。

日本のオーナーたちの反応も調査され、文化的、地域的な違いの有無も明らかになると、適切な対応や啓蒙方法がより具体化するかも知れません。
参考ページ:
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fvets.2021.760845/full


