クマによる被害が全国的に拡大しているが、富山市ではクマ被害を防ぐためにAIカメラでクマを検知し、防災行政無線の自動放送を行う全国初のシステムの実証実験が始まった。
記事によると、富山市の熊野川の河川敷にはAIシステムとつながったカメラが8台設置されており、実証実験ではクマの剥製が使用された。AIがクマと判断した場合、防災行政無線に情報が送られ、自動的に放送される仕組み。AIカメラと防災行政無線が連動するシステムの運用は全国で初めてとなる。
防災行政無線 「試験地域のカメラにクマが検知されました。まだ周囲にひそんでいる可能性があります」 カメラがクマを検知してからおよそ3分で防災行政無線から自動音声が流れました。 あわせて地元住民や市の職員などに自動でメールが送信されるという。
富山市 中島光輝森林政策課長 「今まではクマが出たら、現地確認を必ず行ったうえで放送を流すなりマスコミに情報を流すなりしていたんですけども、カメラの性能を生かしまして、瞬時にクマだと注意喚起が行えると考えております」
熊野地区では2019年に7頭のクマが駆除されるなどクマの出没が多い地域。 地元の防犯組合もこのシステムに期待を寄せている。
熊野校下防犯組合連合会 堀江貞夫会長 「情報としてリアルタイムに流れるというのが一番。時間差があると動物も動きますし危険の周知の徹底しにくくなる。文明の利器を利用して危険を知らせるというのは今後もどんどん開発して進めていってもらいたいと思います。できればうちらが出なくてもいいような体制を作っていただきたい」
防災行政無線と連動するAIカメラは、今後、富山市では大沢野地域にも5台設置される予定で、山田地域での設置も検討されています。
https://news.ntv.co.jp/n/knb/category/society/kne6e72851a5ed460c989b2ad5f0aca0d9
<2025/07/22 北日本放送>
富山 AIによるクマ検知の実証実験 防災行政無線の自動放送(写真と記事は関係ありません)



