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目指すは「家畜のヘルスケア」、畜産業とAIの現在

投稿者:AsaT

車や受付に立つロボットなど人工知能を活用して稼動することは珍しくなくなってきた。畜産業でもAIシステムを利用する開発が始まっているそうだ。

記事によると今年4月に日本経済新聞が、農業・食品産業技術総合研究機構などが、人工知能(AI)を活用した畜産技術の開発に乗り出すと報じたそうだ。

構想されている仕組み・用途は、牛にセンサーを取り付けて体温、活動量などの生体情報を収集。情報をAIで解析して体調の変化を見守ったり、病気になりそうな異常を見つけたら畜産農家や獣医師に報告するのだという。

畜産農家では呼吸器や消化器などの疫病で年間約5万頭の牛が処分されており、前もって病気の兆候を早期に発見できれば被害を減らすことができる。農業・食品産業技術総合研究機構の当面の目標は、処分される牛の数を半減させることだという。

そのほかにも、センサーとAIシステムによって発情期の割り出し、人工授精のタイミングなど計り、牛の繁殖率を上げることも可能になるそうだ。

また、畜産農業も高齢化や人手不足が問題になっているため、労働力の代替=生産性向上を図るのもAI活用の狙いの1つになっているという。

畜産動物へのAI活用は世界中で広がっている。生体情報やトラッキングデータを利活用する動きがある。生産性向上以外の目的として、家畜の事故防止など「家畜福祉」、「食材の安全」を確保するという目的もあるそうだ。

なお、似たようなプロジェクトに東京理科大学を中心とした研究グループのそれがある。ただし、こちらが想定している対象は「食肉用の牛」ではなく「搾乳用の牛」となる。


https://forbesjapan.com/articles/detail/18403

<11/11(土) 10:30配信 Forbes>

Photo by iStock

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