岐阜県中央家畜保健衛生所が16日、岐阜大(岐阜市柳戸)の構内に移転し、完成を記念して開所式が開催された。
記事によると、同衛生所は基幹施設が大垣市、病性鑑定を担う施設が岐阜市と分散しており、どちらの施設も築50年が経過し老朽化していたため統合し、新施設に移転するという。
国立大学法人の敷地内に家畜保健衛生所が整備されるのは、全国初。家畜保健衛生所の機能強化により、迅速な防疫対応が可能になる。
岐阜県と岐阜大は2014年3月に連携協定を締結。家畜伝染性疾病発生時の共同対応や家畜生産衛生指導の強化や、学生のインターンシップや実習により、不足している産業動物獣医師の確保を図る狙いがある。
都道府県や市町村に勤める公務員獣医師は全国的に担い手が不足しており、国の統計によると06年の7301人に対し14年は7121人に減少。
岐阜県内でも公務員獣医師が減少している。不足の背景には犬猫の診療を行う獣医師が増えているからだという。
県畜産課は「畜産物の安全は獣医師が支えている。仕事の魅力を伝えたい」と話している。
<岐阜新聞Web6/17(土) 9:01配信>
県中央家畜保健衛生所の開所を祝う関係者ら=岐阜市柳戸、岐阜大



