畜産現場で日本の技術を学ぶ、海外からの技能実習生が増えており、日本の飼養管理技術を知ってもらうために日本語や英語以外の母国語で、ポスター作成や講習を開く取り組みが広がっている。
記事によると、農水省と中央畜産会は今月、飼養に係る衛生管理に関して最低限守るべき基準をまとめた「家畜飼養衛生管理基準」の要点のポスターに、外国語を入れた2種類のポスターを作成。
1つは日本語と英語のほかにタイ語・ベトナム語で作成されていて、もう1つは日本語と英語のほかに中国語・韓国語を入れ、計6カ国語にしたという。
ほかにも、農水省は畜産農場における危害要因分析・必須管理点(HACCP)の考え方を取り入れた農場を推進しているが、取得には農場全体で農場主が定める衛生管理方針を理解していることが必須になる。
そのため、千葉県畜産協会は研修にタイ語とフィリピンのタガログ語を2016年に導入。昨年11月にはフィリピン人向けの研修を開き、今年の2月にはタイ人向けの研修を開いたという。専門用語は難しいため、母国語での研修は理解を深めるのに役立つようだ。
技能実習生は入国1年目は技能習得が目的。修了時点で技能検定を受け、2年目以降の在留資格が得られる。2年目からは習得した技術を習熟させる段階に入る。
<日本農業新聞 3/14(火) 7:00配信>
母国語で家畜衛生 指導徹底 海外実習生 周知が鍵 6カ国語ポスター 農水省



