高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)が世界各地で流行している。日本でも、青森や新潟で高病原性鳥インフルエンザが確認され、各地の家禽の飼養農場などで防疫対策がとられている。
記事によると、農水省が更新している世界のHPAI発生マップによると、北半球ではほとんどの国で発生が示されている。高病原性のHPAIは、鶏が感染すると10日以内に75%が死ぬという強烈なタイプを示す。低病原性の感染も含めると、さらに発生地域は広まるといいます。
ドイツ、デンマーク、オランダなど欧州10カ国では、動物の衛生管理や獣医ネットワークなど、社会インフラが世界一整っているとされていて、対策当局が感染拡大防止に努めているが、感染の広がりが止まらない。
韓国では11月26日、27日に、全土で鶏などの移動禁止措置を導入し、対策を図っている。
しかし、HPAIの主な感染源は、ウィルスを運ぶ渡り鳥なのだといいます。国境で検疫を強化したり、鶏を飼養している家禽農場などで防疫措置をとっても、渡り鳥が空の上を簡単に飛んで行ってしまうのです。
欧州での広がりも、夏場にロシアやモンゴルの国境周辺で確認された水鳥のウィルスが、運ばれてきた可能性が高いようです。
HPAIは人間にはほとんど感染しない。しかし、仕事で一度に大量にウィルスを吸い込んで感染した事例があり、世界では過去に800人以上が確認されている。そのうち半分以上が亡くなっている。
人間と鳥の双方のインフルエンザにかかる豚の体内で、HPAIが人間に感染しやすいタイプに変異するという最悪のシナリオがささやかれ続けてきた。その場合、パンデミック(爆発的感染)につながる恐れもある。
<ニュースソクラ 12/5(月) 15:00配信>
広がる殺処分=OIE提供



