静岡県環境衛生科学研究所(静岡市葵区)は6日、紅茶などに含まれる成分に抗ウイルス作用があることを、世界で初めて発見したと発表した。ノロウィルスなどのカリシウイルスに対して消毒作用があり、食中毒の防止に役立つと期待されています。
記事によると、同研究所は県立大学創薬探索センターやファルマバレーセンターと共同で2011年度から5年間、ノロウィルスの感染を防ぐ効果のある薬剤があるか実験を行った。
実験では、紅茶由来のポリフェノールの一種であるテアフラビン類が、ウイルス感染力を大幅に低減させる効果があることが分かった。テアフラビン類は肌に優しく、手洗いの消毒薬としての利用を目指すという。研究成果は国際学術誌に掲載される。
同研究所は特許を受ける権利をファルマバレープロジェクト支援機構に譲渡した。同支援機構は特許を出願し、県内企業とともに手洗いの消毒薬の開発を進めている。
<@S[アットエス] by 静岡新聞 10月7日(金)9時0分配信>
テアフラビン類の抗ウイルス作用について説明する県環境衛生科学研究所員=6日午後、県庁



