和歌山県の太地町にある「町立くじらの博物館」で、先月から中国人の研修生がイルカの調教訓練を受けている。
記事によると、中国は国土の面積に対して海岸線が短いので、中国人は海への憧れが強く、水族館建設がブームになっているそうだ。
昨夏に中国側から海をテーマにした複合レジャー施設を6月までに建設し、水族館も併設するため、イルカを譲渡してほしいとの打診があり、同博物館は14頭のバンドウイルカを譲渡することを快諾している。
また、中国側から「レベルの高い日本の飼育技術を取り入れたい」と、飼育員研修の要請もあったため、3月初旬から研修が始まった。研修期間は中国のレジャー施設のオープンが10月に延期されたので、半年ほど続くそうだ。
研修を受けているのは、中国福建省から来日した20~30歳の女性2人、男性4人の計6人。朝7時から夕方まで、餌作り、動物の観察、イルカの飼育に取り組むクールを1日3回行う。
厳しいスケジュールの研修だが、研修生は宿泊施設に戻っても日本語を自主勉強するなど、前向きに取り組んでいるという。
同博物館では、今回の試みで良い結果が出れば、研修を制度化することも視野にいれているそうだ。
桐畑副館長は「イルカの調教は簡単に学べるものではない。半年間の研修でベテランになるわけではないし、完璧な飼育というものもない。研修生には仕事への考え方も教えていきたい」と語る。
<産経新聞 4/5(水) 7:55配信>


