連日、メディアが警戒を呼び掛けている熱中症は、犬猫などの小動物にも起きる現象であり、時に、致死的経過を辿る救急疾患となる。故に、緊急時に連絡を取るホームドクターを決めておくことが重要なのだが、旅行中、散歩中など、ペットが熱中症に陥った時に、最も近くに位置し、受け入れ態勢が整っている動物病院が、常にホームドクターであるとは限らない。
そこで、イギリスの王立動物虐待防止協会(Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals、RSPCA)は、ペット用救急ダイアル999を用意している。なお、同組織のホームページ上では、特に、車内に残された犬において熱中症が疑われた時は、迷わず、勇気を持って999を発信するように注意喚起している。
ペットの熱中症は、記録的な猛暑が続く本国でも発生する。よって、RSPCAの999に相当する日本版ペット救急ダイアルの設置は急務であると考えられる。

車内に残された動物の命を守るための救済行動に対するガイドラインを政府・自治体と動物業界が協力して作成していくことを願っております。
参考ページ:
https://www.rspca.org.uk/adviceandwelfare/pets/dogs/health/dogsinhotcars


