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台湾のヒアリ探知犬が日本へ 日本の学会でも紹介

投稿者:AsaT

昨年5月に兵庫県尼崎市内でヒアリが発見され、その後全国で発見情報があった「ヒアリ」。南米原産で猛毒を持ち、刺されると呼吸困難などを伴うアナフィラキシーショックを起こす危険性がある。

日本では昨年11月に広島県呉市の積荷からヒアリが発見され、その後の発見情報はないようだ。しかし、一般的な蟻と同様に冬の間は巣内で過ごしているだけで、暖かくなれば発見情報が増えるのでは?とも言われている。

記事によると、ヒアリを見つけると「お座り」の姿勢で知らせる探知犬が、台湾より3月に日本に初上陸する。ヒアリ探知犬はヒアリ被害が拡大するオーストラリアや台湾で育成されており、ヒアリの集団や人では見つけにくい巣を見つけることができるという。

台湾でヒアリ調査と駆除を行っている「モンスターズアグロテック」社が所有している、フェイフェイとカビの2匹(2匹ともビーグル犬・雌4歳)が来日する。

福岡空港に到着後は3月25~27日に鹿児島大学(鹿児島市)でなどで開催される「日本応用動物昆虫学会」に登場し、容器に隠されたヒアリのにおい物質の探知などを行う予定だという。

探知犬は2016年度に独自に導入を検討した沖縄県や複数の自治体が関心を寄せているが、実用性については意見が分かれているようだ。

専門家によると、人では見落としてしまうヒアリを発見できる能力は実証済。捕獲わなを仕掛けて待つよりも短時間で発見できると強みを話す。しかし、海外から来るコンテナはにおいが嗅ぎづらく、探知犬で全てをチェックするのは難しいとも指摘されている。

また、1匹190万とされる育成費や探知犬に付き添う人件費が伴うため、ヒアリ探知犬に馴染みがない日本では、費用に見合った効果があるのか疑問を投げかける声も多いようだ。

学会での披露を企画した早稲田大の坂本洋典・客員次席研究員(昆虫生態学)は「まずは実際に見てもらい、一般の人がヒアリ侵入問題に関心を持つきっかけになれば」としている。


参照元リンク

<2018/2/19 13:43 日本経済新聞>

台湾のヒアリ探知犬が日本へ 日本の学会でも紹介

台湾のヒアリ探知犬が日本へ 日本の学会でも紹介

 

 

 


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