日本において2、3月は、ほとんどの私立中学校、高等学校、大学が入学試験を実施して、多くの受験生が受験科目や面接の内容に心配・緊張・不安を抱える時期である。面接と言えば、必ず面接官(学校関係者のヒト)がおり、入学志望者を「僅かな時間」で見極めるはずである。しかし、短時間で他人の細部まで理解することは困難であり、入学後に適性が無かったり、校風が合わなかったりなどで、中退する学生がいるのが現状である。
そこで、イギリスのエジンバラ・ネピア大学は、受験生の適性を把握するための「専門の面接官」を導入した。それは、ヒトではなく、犬のラブラドール・レトリーバーである。この面接官の参加により、受験生の動物の扱い方をチェックしたり、入学意志の再認識をしてもらったりする効果があるとのことである。
今後、上記の試験制度が、同大学における動物看護師の育成に大きな役割を担うことが確定すれば、日本の獣医業界(大学、専門学校、一般の動物病院など)でも同様のシステムが採用される可能性が出てくるかも知れない。ヒト(面接官)が判別できない受験生の潜在的な能力を犬猫に判定してもらうことは、動物を扱う業種では合理的なのかも知れない。

動物業界において、動物に慣れていないスタッフや学生を募集する場合は、犬猫を面接官にすると偏見や先入観なしに適性があるヒトを選んでくれるかも知れません。
参考ページ:
https://www.vettimes.co.uk/news/dogs-used-to-sniff-out-potential-candidates/


