静岡市葵区産女にある民間のペット葬儀場「どうぶつの森霊園」が、2018年春をめどにリニューアルする。飼い主同士の交流拠点となる施設の新設や、セレモニールームの個室化など本館の増改築を計画していて、今夏に着工予定となっている。
同霊園は、企業組合動物の森(小林明美理事長)が2000年に開園し、ペットの火葬から常勤僧侶による葬儀、納骨、供養までを一貫して行っている。昨年度は、犬猫を中心として火葬が個別と合同を含めて1919件あり、週末などは葬儀や納骨堂のおまいりなどで約300人ほどが訪れる場所となっている。リニューアル着工では、要望の多い静寂な空間と、交流のスペースをを分けて整備する予定。
総工費は県中小企業団体中央会の協力を受け、約1億6千万円のうち、7割を国の高度化資金を活用する。ペットは家族同然の存在であり、飼い主の気持ちに寄り添う施設として大きな役割を担う。
16年度は約3千平方メートルの敷地内に、喫茶コーナーを含めた2階建てのコミュニティー施設を新築する。火葬の待ち時間や飼い主同士の交流に活用してもらう。17年度は本館を増築して事務室を移すほか、セレモニールームを個室化する。
小林理事長は「ペットロスから立ち直るための催しも企画していく。飼い主以外も気軽に立ち寄れる施設にしたい」と話している。
<@S[アットエス] by 静岡新聞 7月22日(金)7時57分配信>
2年がかりでリニューアルする「どうぶつの森霊園」=19日、静岡市葵区産女



