2匹以上の猫を飼うこと。そこには、大いなる悩みが立ちはだかる。果たして、彼らは仲良くしてくれるだろうか。お互い、あるいは、一方的に威嚇して喧嘩し、同居することがストレスになるだろうか。無論、試してみなければ分からないこともある。しかし、事前に何らかのヒントを得たいというのも人間の性だ。特に、仲が悪くなるファクターがあるのだとしたら尚更なのである。
冒頭のような背景の中、アメリカおよびカナダの大学らは、北米における多頭飼育として一般的な2匹の猫を飼育している世帯を対象にして、彼らの関係性に対する印象をオーナーに訊ねるオンラインアンケートを実施した。すると、6500件以上の回答が集積され、以下に示す事項が「仲が悪い印象」と関連していることが明らかになったとのことである。
◆同居する猫たちの仲の悪さに関連しているファクター ◆
・2匹とも不妊メスであること
・2匹とも成猫であること
・年齢差が大きいこと
・2匹に血縁関係が無いこと
・1匹または2匹が屋外に出られること
・複数箇所にトイレや給餌エリアがあること
上記のことから、2匹の猫の仲が悪くなるファクターが存在していることが窺える。つまり、裏を返せば、これらのファクターを避けることで「仲が悪くなること」を防げるとも言える。よって、これから2匹目の猫を飼うことを検討している世帯では、前述したファクターを可能な限り回避するように猫を選ぶことをお薦めする。

トイレと給餌エリア以外のファクターは、人への攻撃性とも関連しているとのことです。
参考ページ:
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fvets.2023.1128757/full


