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飼っている猫との親密さが増すミレニアル世代と動物病院の関係性

投稿者:武井 昭紘

『猫は家族(子供)である。』
ひと昔前と比べて、現在では、このように考えるオーナーが増えていると言われている。この傾向は日本に限ることなく、世界各地で起こっているようで、アメリカでは特にミレニアル世代(1981年~1996年に生まれた世代)に顕著だという。では果たして、彼らは、猫をどれ程までに大切に想っているのか。そして、その想いによって、動物病院との距離感はどう変わるのか。アメリカ獣医師会が主催した会議(AVMAバーチャルコンベンション2021)で発表されたデータを紹介したい。詳細は以下の通りである。

 

◆ミレニアル世代の想いと動物病院との距離感◆
・同世代の55%が、猫を我が子だと認識している
・同世代の74%は、獣医師がヒトと動物の健康管理・維持について話し合うなら動物病院を訪れると述べた
・しかし約33%は、「来院」自体をストレスに感じている
・また約60%は、愛猫が動物病院を嫌っていると主張している

 

上記のことから、オーナーと猫の双方に利点のある健康管理法をテーマに診療業務をすれば、愛猫家が動物病院を訪れる可能性が高まることが窺える。ただし、「猫が動物病院を好きになること」が前提条件として立ちはだかっているようだ。それを如何にして実現するか。キャットフレンドリーな動物病院とは何か。犬よりも猫の飼育頭数が増えている現代において、これらを主題にした研究が進み、そして各動物病院がこれらを探求し、猫に好かれる動物医療の形が確立していくことに期待している。

「iCatCareが提唱する動物病院のキャットフレンドリーな環境整備8つのポイント」という記事も参照頂けますと幸いです。

 

参考ページ:

https://www.avma.org/javma-news/2021-10-15/cats-and-power-human-animal-bond


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