ニュース

米国発の感染症例~ペットとして飼育されているフェレットもSARS-CoV-2に感染する~

投稿者:武井 昭紘

世界各地から報告される様々な調査・研究を基にすると、犬や猫も新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染することが分かる。そこで、疑問が浮かぶ。人々が飼育するペットは何も犬猫だけとは限らない。ペットとして飼われている犬猫以外の動物における感染事例はないのだろうか。

冒頭のような背景の中、アメリカ獣医師会(American Veterinary Medical Association、AVMA)は、同国で初めて発生したフェレット(ペットとして飼われている)のSARS-CoV-2感染例をホームページ上で紹介した。なお、そのページに記載された内容によると、フェレットは咳やくしゃみをしており、獣医学の研究所にてウイルス検査をしたところ、SARS-CoV-2陽性であることが判明したという。感染経路は、COVID-19を発症したヒトから。それが最も疑わしいとのことだ。

国際獣疫事務局(World Organisation for Animal Health、OIE)は、スロベニアでも同様の事例(ペットのフェレットの感染)が起きていると述べる。果たして、日本を含めて他の国での感染状況は一体どうなっているのか。今後、調査が進み、フェレットの呼吸器症状を鑑別する上で、そのリストにSARS-CoV-2を追加するか否か議論が深まることに期待している。

スペインでは、ウサギを駆除するために飼われているフェレットがSARS-CoV-2に感染したことがあるそうです。

 

参考ページ:

https://www.avma.org/javma-news/2021-11-01/pet-ferret-florida-develops-sars-cov-2-infection


コメントする