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茨城で鳥インフルエンザ 17県41例目

投稿者:AsaT

茨城県は2日、同県城里町の養鶏場で死んでいた鶏からH5亜型の鳥インフルエンザが検出されたと発表した。

記事によると、1日に鶏舎5棟のうち1棟で171羽が死んでいたのが見つかり県に連絡。県の簡易検査で陽性が判明し、2日に遺伝子検査で陽性が確定した。県によると、この養鶏場では採卵用の鶏約84万羽が飼育され、産出額で全国有数の同県内でも最大規模。県は自衛隊の災害派遣を要請し、飼育されている鶏をすべて殺処分するという。

鳥インフルエンザの症状として、元気がなくなる、肉冠のチアノーゼ、顔面の腫れ等の症状がみられ、鶏から鶏への伝播は容易に起こるとされる。渡り鳥などの野鳥に接触させないための防護ネットなどの対策や、人や物に付着して持ち込まれないよう衛生管理が大切となる。

国内では、昨年11月に福岡県の採卵鶏からの鳥インフルエンザが確認され、茨城県は今季41例目でで17県目での発生となった。

発生農場の半径3キロ以内にある2市町4農場(計約13万羽)で鶏や卵の移動を制限し、半径3~10キロ以内にある5市町14農場(計約91万羽)で搬出を制限する。


https://www.asahi.com/articles/ASP2241TKP22UJHB001.html

<2020/02/02  朝日新聞DIGITAL>

茨城で鳥インフルエンザ 17県41例目(写真:PhotoAC)

 

 


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