ケガをしたまま放置。
物のように道端に捨てられる。
フードを与えられずに痩せ細る。
コロナ禍で普段と違うとは言うものの、本格的な冬を迎え、楽しいクリスマスが近付いてきた12月。年末年始も迫ってきて浮かれた気分になりやすい、この季節にも、残念ながら動物虐待は起きている。虐待を受けている犬や猫を誰かが救わなければ、彼らが幸せな年越しをすることは叶わない—–。
そのような背景の中、イギリスの王立動物虐待防止協会(Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals、RSPCA)は、クリスマスレスキューを開始することを発表した。なお、同活動は昨年も実施されており、2500匹以上が救助されたという。そして、救助された動物たちには、ヒトからの愛、「興味を持たれる」という経験、適切な獣医療が提供されたとのことである。
『あなたも参加して欲しい。』
同組織は、ホームページ上で訴え掛ける。
寄付という形で、不遇を味わった動物たちにクリスマスプレゼントを送って頂きたいと。
日本にも、居るのだろう。
クリスマスを控える12月に虐待を受ける犬や猫は。
よって、本国で暮らす彼らにも手が差し伸べられるように、クリスマスレスキューをモデルにした活動が全国で展開されていくことを願っている。
参考ページ:
https://www.rspca.org.uk/getinvolved/donate/christmas