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International Day of Veterinary Medicine~12月9日は獣医師の存在の重要性を見つめる特別な日~

投稿者:武井 昭紘

国家試験に合格し、晴れて、今年4月より臨床獣医師としての道を踏み出した先生方へ。
専門学校・大学を卒業し、希望を胸に動物看護師として働き始めた新人の皆様へ。

春から8ヶ月が過ぎ去り、12月初旬が終わろうとしている今、職場の人間関係や超過勤務などに起因して、精神的な疲労感が蓄積していることはないだろうか。そして、もし仮に、筆者からの問い掛けに『疲れている』と回答するしかない方々は、少しだけ立ち止まって、本稿で述べる「ある一日」について知って頂けると有難い。

 

「International Day of Veterinary Medicine」

毎年12月9日、この日は、動物病院に勤務する獣医師・動物看護師が中心となって形成される動物医療の存在を大切に感じて、その重要性を世界へ向けて発信する特別な記念日に指定されている。故に、現在、ツイッター上には#internationaldayofveterinarymedicineというハッシュタグとともに、様々なメッセージが次々と投稿されているのだ。

 

そこで、筆者の願いを伝えたい。

立ち止まって頂いた皆様には、ハッシュタグを頼りにしてツイッターを閲覧し、『thank you』、『thanks』、『love』というキーワードを探し出して欲しいのである。きっと、それらには、動物医療への感謝と愛に溢れた想いが綴られているはずだ。詰まるところ、『疲れている』皆様が選んで進んだ道(動物医療)は、誰かの『助けて欲しい』というSOSサインに応えることが出来る場所へ通じており、皆様が彼らを助ける度に、『ありがとう』と言ってもらえるように舗装されているのではないだろうか。

よって、疲れている時は充分に休息することも非常に重要であることは断っておくが、新人獣医師・動物看護師におかれては、これからも、オーナーやペットからの感謝と愛に満ちた道を、焦らず、諦めることなく、ゆっくりと着実に歩んで頂けると幸いである。

動物医療に真剣に向き合っている獣医師・動物看護師が誰かに感謝される社会が、永続的に続いていくことを願っております。

 

参考ハッシュタグ:#internationaldayofveterinarymedicine


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