犬の1年間は人間に換算すると7年といわれていますが、米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の最新調査で、「ドッグイヤー」には間違いがあることが明らかになりました。
記事によると、研究はUCSDのティナ・ワン氏らのチームが実施。生後4週から16歳までのラブラドール・レトリバー104頭を対象として行われました。加齢に伴う「DNAのメチル化」と呼ばれる変化を解析し、犬と人間の年齢に対する老化の程度を比較したそうです。
生後7週の子犬と生後9カ月の人間の乳児はほぼ同じ結果で、ともに歯が生えはじめる頃でした。しかし、犬のライフステージは以前からいわれているドッグイヤーほど単純ではなく、犬は2歳で人間の中年に相当していることが確認されました。
その後、犬の老化は遅くなり、ラブラドール・レトリバーの平均寿命12歳が、世界全体の人間のおおよその平均寿命70歳にほぼ一致したそうです。
研究者らが今月発表した最新調査で、犬は2歳で人間の中年とされる年齢に成長することが明らかになった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112700699&g=int
<2019/11/27 JIJI.COM >