売れ残りや食べ残し、期限が過ぎた食品などを廃棄するフードロス。日本の食品ロスは1年間で632万トンとも言われています。ペットフードも商品パッケージの変更や賞味期限などから、多くが廃棄されています。
食品ロス削減推進法成立で食品ロスへの関心が高まる中、栃木県にある通信販売会社の「こころ」(鹿沼市上殿町)はペットフードロス削除に向けて動き出しています。
記事によると、「こころ」は廃棄予定の商品を2次流通し、収益の一部を動物保護活動費に充てるネットショップを先月オープン。同社の菅沼社長は様々な理由で破棄されるペットフードを、物流倉庫で目にしてきた事がきっかけになっているそうです。
また、保護活動の現場では、飼育経費を理由に手放される犬猫が多いという現実にも直面。「ペットフードロス・ゼロを目指すことで命をつなげられないか」と考え、先月19日にネットショップ「社会貢献型ペット用品店cocoro」をオープンしました。
廃棄予定のペットフードや首輪などをメーカーや卸問屋から引き取り、市販価格の平均7割程度で販売。商品額の一部を動物愛護団体に寄付する仕組みになっているそうです。
オープンから約1カ月間で2万2千円の寄付金が集まった。支援対象団体は現在、同社の審査を経た3団体だが、順次拡大する予定。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/176107
<2019/05/30 下野新聞soon>
その他の参照元
https://tech-camp.in/note/technology/46463/
<農林水産省HP>