近年、記録的な猛暑や寒波は、ヒトのみならず動物にも影響を与えることがあり、熱中症や呼吸器・泌尿器・皮膚科など様々な疾患を引き起こしてしまう。つまり、異常気象とペットの健康維持を繋げるファクターを詳細に探索することが、重要な一つの研究分野となり得るのである。
そこで、イギリスのノッティンガム・トレント大学は、オーナーらの協力のもと、犬の活動レベルと気候について調査を行うことを発表した。また、同大学によると、本調査のデータを肥満リスクと結び付けたり、オーナーのライフスタイルに適した犬種選びにも活用したいとのことである。
上記のことから、一定の研究成果が得られることとなれば、「獣医気象学」が確立される期待もできるのではないだろうか。
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