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International Homeless Animals’ Day~オーナーが居ない動物の命を考える日~

投稿者:武井 昭紘

オーナーが居ない、または、フリーローミング(放し飼い)の犬は世界各地に存在しており、本国でも確認できる日常的な光景である。ただし、この状況に対しては、様々な懸念が想定されているのも事実で、過剰繁殖、咬傷事故、糞尿汚染、狂犬病を含む感染症の蔓延、シェルター運営費の圧迫、殺処分件数の増加など、挙げれば切りが無い。

そこで、前述の諸問題を広くしってもらい、犬と新しいオーナーの出逢いを促進する啓蒙活動が非常に重要であり、8月の第3土曜日は、国際的な啓蒙日の一つとなっている。なお、日本時間では、8月19日の記事としてアップしているが、今現在、海外では8月18日、その日である。

「International Homeless Animals’ Day®」  (IHAD®)

1992年、ペンシルバニアに拠点を置くInternational Society for Animal Rightsが提唱した啓蒙日は、州を越えて、50ヶ国へと普及しており、何百万匹の命を救う結果を残している。

今後、日本でも、IHAD®の認知度が高まり、地域ごとに、個別に行われている動物慈善活動が、8月の第3土曜日には一つに纏まって、動物・ペットの命と真剣に向き合う特別な日を創っていける未来が訪れることを願っている。

8月第3土曜日が、現在オーナーの居ない動物が幸せに暮らせる居場所を見つけられるキッカケを作る日となることを願っています。

 

参考ページ:

isaronline.org/programs/international-homeless-animals-day-ihad/


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