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福岡地裁 ペット秋田犬が死亡、獣医師に賠償命令「59万円」

投稿者:AsaT

犬や猫などを飼う多くの家庭ではペットと一緒に室内で暮らし、健康を保つために定期的に動物病院へ通ったり、フードなどに気を配る飼い主さんが増えています。ペットを家族同然だと考える人が増えているからです。

家族同然のペットが死んだ時、獣医師の治療に納得がいかなかった場合、多くの飼い主さんはどのように考えるでしょうか。福岡では獣医師の診断ミスで愛犬が死んだとして、賠償命令の判決が出ています。

記事によると、動物病院での獣医師の診断ミスが原因でペットの秋田犬が死んだとして、福岡市の飼い主の女性(63)が病院に180万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福岡地裁は29日に約59万円の支払いを命じました。

判決では秋田犬は8歳の雌で、2014年5月から7月にかけて出血があり、動物病院へ通院。病院でエコー検査したが、異常は不明と診断されていました。秋田犬はその後も腹痛が治まらなかったことから、別の病院で再受診し子宮蓄膿症などと診断され摘出手術をしたが、その後死亡しています。

裁判官はエックス線などのきちんとした検査をしていれば、異常を見つけることができ、ペットは死ななかったと、注意義務違反を認定しました。

「ペットの死亡により、女性はショックで昼間、外出することもできないような状態になった」として、認容額のうち40万円は慰謝料とした。

参照元リンク

<2018年06月29日 12時01分 西日本新聞>

photoAC(写真とは関係ありません)

 


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