千葉県鴨川市の医療機関に入院している男性(50代)が、ヤギや牛などが細菌から感染を起こす「ブルセラ病」にかかっていることが分かった。
記事によると、鴨川市内の病院に入院した男性は去年12月14日に発熱を訴え医療機関を受診。いったん回復したが、同下旬に手のしびれや足のふらつきから鴨川市内の医療機関へ入院。血液検査から今年3月5日に「ブルセラ病」と診断され、安房保健所に発生届が提出されたという。
男性は現在も同医療機関で入院治療中で、県内でブルセラ症が発生するのは初。男性は動物病院で働いており、犬からの感染も考えられるそうだ。
体液や血液に触れると人間にも感染することがあり、インフルエンザに似た症状が出るという。
<朝日新聞DIGITAL 2018年3月9日15時00分>