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カナダの亜寒帯気候の地域で実施されている犬糸状虫に関する調査

投稿者:武井 昭紘

夏は比較的涼しく、冬は厳しい寒さとなる亜寒帯気候とされるカナダの大西洋沿岸地域には、犬糸状虫(Dirofilaria immitis)は居なかったという。つまり、日本のように、犬のフィラリア予防に毎年悩まされることは少なかったのだ。しかし、近年の地球温暖化が、この状況を変えつつあると言われている。気候が温暖になるにつて、蚊の生息域が変わり、Dirofilaria immitisの分布域が北上しているとされているのである。

そこで、カナダのプリンスエドワードアイランド大学は、大西洋沿岸地域におけるD. immitisの定着状況を調べる調査をスタートした。なお、同研究では、動物用医薬品メーカーであるBoehringer Ingelheim社からの支援を受け、カナダで暮らす犬、国外から輸入されてくる犬、野生動物を対象に犬糸状虫症の実態を明らかにするとのことだ。

同地域では、既に犬、コヨーテ、キツネの犬糸状虫症が報告されている。果たして、これらの感染症は、D. immitisは定着してしまったのか。今後、調査が進み、必要に応じて適切な防疫対策が講じられることを期待している。

輸入される犬から検出される薬剤耐性の犬糸状虫についても調査しているとのことです。

 

参考ページ:

https://www.upei.ca/communications/news/2026/03/new-parasitology-residency-program-tackles-heartworm-emerging-health


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