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TikTok上で「マダニ予防」というハッシュタグが付いた動画を解析した研究

投稿者:武井 昭紘

インターネットやAIが発達した時代において、その通信技術を用いた情報収集は重要な位置を占める。一方で、話は変わるが、ペットを飼育するにあたり、彼らは病気にならないように予防措置を講じるが大切とされている。そこで、疑問が浮かぶ。インターネット上において、「ペットの病気の予防」という掲題は、どのようび扱われているのだろうか。

 

冒頭のような背景の中、ゲルフ大学は、TikTok上で「#tickprevention」というハッシュタグが付いた動画を解析する研究を行った。なお、同研究では、エンゲージメントが高い上位50本の動画を対象にしている。すると、以下に示す事項が明らかになったという。

◆TikTok上で「#tickprevention」というハッシュタグが付いた動画について◆
・いいねの数の中央値は1652件(146~8583件)であった
・コメントの数は40件(9~207件)であった
・シェアされた数は330件(15~2074件)であった
・保存された数は495件(20~2181件)であった
・動画の92%はインフルエンサーが作成していた
・動画の3分の1には予防薬の宣伝が含まれていた
・ダニの忌避剤、市販薬、自然由来の製品の宣伝が多かった
・「化学物質不使用」や「安全」という謳い文句が目立った
・薬品の使用方法を実演する動画と自然療法に関する動画が多かった

 

上記のことから、インフルエンサーが主導する動画が多いことが窺える。これを受け、大学は、エビデンスに基づいた予防薬に関する啓蒙を獣医師が発信する余地が残されていると述べる。よって、予防医療の重要性を広めたい獣医師は、その旨をSNSに発信することをお薦めする。

インフエンサーの中に、獣医師の資格を持った人物は含まれていません。

 

参考ページ:

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42216784/


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