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ペットフードに含まれるマイクロプラスチックについて調べた研究

投稿者:武井 昭紘

マイクロプラスチックは近年、海洋汚染を引き起こし、海の生態系への影響が懸念されている物質である。しかし、その影響は海に留まるとは限らない。海洋資源を食べる動物、引いては人間の健康にも影響するかも知れないのである。

 

そこで、ヨーロッパの大学らは、スペインで流通しているペットフードに含まれるマイクロプラスチックについて調べる研究を行った。なお、同研究では、5つのブランドが製造するフードを対象にしている。すると、以下に示す事項が明らかになったという。

◆ペットフードに含まれるマイクロプラスチック◆
・全てのブランドからマイクロプラスチックが検出された
・キャットフードに比べてドッグフードにより多くのマイクロプラスチックが含まれていた(2倍以上)
・リスクモデルにおいて犬では全身性に健康被害が出る可能性があった
・一方猫では腸炎を起こす可能性が高かった

 

上記のことから、スペインで流通するペットフードにはマイクロプラスチックが含まれていることが窺える。また、それらを摂取すると健康被害が出る可能性があるようである。よって、今後、起こり得る健康被害を具体化する研究が進み、マイクロプラスチック関連の疾患の診断法、治療法、予防法について議論されることを期待している。

マイクロプラスチックとして、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、エチレン酢酸ビニル、ポリスチレンが検出されております。

 

参考ページ:

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41966241/


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