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ICUに入院した犬猫の睡眠を妨げる要因を調べた研究

投稿者:武井 昭紘

見慣れないヒトと環境である動物病院に入院した犬猫の一部は、ストレスを感じ緊張する。そのため、食餌、飲水、排泄、睡眠が自宅に居る時とは異なる状態になることがあるのだ。では実際のところ、その異なる状態に陥らせる要因とは何であろうか。それを突き止め、改善策を講じることが重要だ。

 

冒頭のような背景の中、ノースカロライナ州立大学は、ICUに入院した犬猫の睡眠を妨げる要因を特定する研究を行った。なお、同研究では、4週間という期間中(2020年6月)に入院した症例が対象となっており、照明、騒音、スタッフの存在、入院症例の数と彼らの睡眠との関連性を調べている。すると、以下に示す事項が明らかになったという。

◆ICUに入院した犬猫の睡眠を妨げる要因◆
・犬の40%と猫の11%で眠っている状態が目視で確認できた
・犬猫もヒトで報告されるような睡眠障害に陥った
・夜間(午後9時~午前6時)において照明が暗くなった場合、犬猫が眠る確率が1.7倍上がった
・騒音レベルが上がれば上がるほど、犬猫が眠らない可能性が高まった

 

上記のことから、照明と騒音が犬猫の睡眠を妨げる要因になっていることが窺える。よって、ICUで大きな音が出ないように細心の注意を払って動き、不要な照明は消すことが望ましいと思われる。

犬は96匹、猫は16匹で構成されております。

 

参考ページ:

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40492371/


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