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北米で実施された変形性関節症の猫に対する遠隔医療に関する意識調査

投稿者:武井 昭紘

カリフォルニア大学の研究によると、①対面式の診察を受ける猫に比べて②遠隔医療(ウェブカメラ越し)を受ける猫の呼吸数やストレス行動は少ないという。また、ニューヨークのアニマルメディカルセンターの研究によると、①でリハビリに関する診察を受ける犬と②で受ける犬のオーナーの満足度は同等であるとのことだ。つまり、整形外科疾患の診療において①と②は甲乙つけがたく、①よりも②ではストレスを軽減できると言えるのである。

 

冒頭のような背景の中、北米の大学らは変形性関節症を念頭に置いて、慢性的な運動障害や関節炎を抱える猫のオーナー対象にして、②に対する意識調査を依頼する研究を行った。なお、同研究では、オーナーを③遠隔医療ありのグループ(3週間ごとに6回の診察)と④遠隔医療無しのグループの2つにランダムに分けている。すると、100名以上のオーナーが参加し、以下に示す事項が明らかになったという。

◆北米で実施された変形性関節症の猫に対する遠隔医療に関する意識調査◆
・全体として②に興味を持っている(好んでいる)オーナーが多かった
・症状が重い猫のオーナーは②の利用に関心が高かった
・③によって猫の整形外科疾患に関する知識が深まり、オーナーらは在宅ケアの有用性を認識していた

 

上記のことから、オーナーらは②に興味を持ち、関心が高く、実際に③を受けると知識が深まり、在宅ケアへの信頼感を高めることが窺える。よって、今後、猫の整形外科疾患に対する②を一次診療施設で実践するためのガイドラインが作成され、世界中に②が普及することを期待している。

約60%のオーナーが③、約40%が④に属しております。

 

参考ページ:

https://www.frontiersin.org/journals/veterinary-science/articles/10.3389/fvets.2025.1510006/full


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