北海道の酪農学園大学は、文部科学省がデジタルや環境など理系学部の新設や拡充を支援する「大学・高専機能強化支援事業」に、酪農学園大が新たに「食農環境情報学類」を設置する計画が選ばれた。
記事によると、農業分野のデジタル化に貢献する人材の育成を目指す。2025年度中に入学者を募集し、26年度に開設する。同事業は脱炭素などの成長分野を担う人材を育成するため、学部転換や定員増に取り組む大学、高専に施設設備や人件費を補助する。
酪農大は獣医保健看護学類の定員像と合わせ、最長10年間で最大20億円の支援を受ける。同大は農業についての知見を生かし、深刻な人手不足などの社会課題の解決に貢献するため、本年度の同事業の公募に応じた。
全国的に18歳人口が減少する中、大学の魅力向上を図る狙いもある。
https://www.rakuno.ac.jp/archives/33393.html
<2024/06/29 北海道新聞>