ペット保険「PS保険」を提供するペットメディカルサポート株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:米満 明仁)はこの度、全国の20~69歳の犬や猫を飼ったことがある人2,042人(有効回答数)にアンケートを実施し、「ペットロス」に関する実態を調査し、結果を発表したことが分かりました。
悲しみの大きい「ペットロス」を52%が経験
ペットとの死別によって、飼い主が心身の不調を感じるようになる「ペットロス症候群(ペットロス)」。現代社会ではペットを「家族同然の存在」と考える飼い主が多く、ペットを看取ったあとに深い悲しみや喪失感に襲われるケースは珍しくありません。
今回、犬や猫を飼ったことがある人にアンケート調査を行ったところ、ペットロス経験者は52%に上りました。飼い主の半数以上は、ペットの死後に気分が落ち込むといった精神的な不調や、不眠・食欲不振・胃痛・息苦しさといった身体的な不調を経験しているようです。
ペットロス経験者の84%が「克服できた」と回答
ペットロス経験者のうち「ペットロスを克服できていない」と回答した人が16%いた一方、大多数の84%は「ペットロスを克服できた」と回答しています。
ペットロス克服にかかった期間は「1か月以上6か月未満」が最多の4割弱ペットロスを克服するまでにかかった期間は、「1か月以上6か月未満」が最も多くなりました(37%)。全体の結果としては、1か月未満で立ち直った人が24%、数か月から1年ほどかかった人が54%(「1か月以上6か月未満」37%と「6か月以上1年未満」17%の合計)、1年以上かかった人が22%となっています。
早く気持ちを切り替えられる人もいれば、なかなか現実を受け入れられず、長期にわたって苦しむ人もいます。ペットと過ごした時間の長さや思い入れの深さなどによって個人差があるかもしれませんが、多くの人が時間の経過とともに悲しみや喪失感を乗り越えていることがわかりました。
ペットロス克服のきっかけは「特になし」「新しいペットの迎え入れ」など
ペットロスを克服するきっかけは「特になし」(29%)が最も多く、「新しいペットを迎え入れた」(26%)、「趣味や仕事に没頭した」(24%)という回答がこれに続きました。
特別な出来事がなくても、多くの人が徐々にペットの死を受け入れる一方で、気持ちの切り替えにきっかけを必要とする人も少なくないようです。
ペットの死後、「一緒に過ごす時間」や「健康管理」に後悔も
ペットロス経験者が「ペットの死後に後悔していること」として挙げた回答で多かったのは、「一緒に過ごす時間を多く持ちたかった」(24%)、「健康管理に気遣ってあげたかった」(21%)でした。
ペットの寿命や健康状態は個体差があり、飼い主が何でもコントロールできるわけではありません。ペットとの別れの日が来た時に少しでも悔いが残らないよう、日々の暮らしを大切にしていきたいものです。
【調査概要】
期間:2024年4月18日~20日(3日間)
対象:20~69歳の犬や猫を飼ったことがある人(全国)
方法:インターネットリサーチ
有効回答数:2,042(調査の対象となったのは3,007人で、68%にあたる2,042人から回答を得ました)
※本集計データを引用する場合は、出所元として「ペット保険『PS保険調べ』」と明記をお願いします。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000057917.html
<2024/06/19 ペットメディカルサポート株式会社>
ペット保険「PS保険」調べ ペットロスの克服にかかる期間は?(写真と記事は関係ありません)