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Arthritis Awareness Month~犬と猫の関節炎に気が付くための簡単なチェックポイント~

投稿者:武井 昭紘

加齢、外傷、感染、肥満、腫瘍などによって生じる関節炎は犬や猫に痛みを与え、彼らの、引いては、オーナーの生活の質(QOL)を悪化させる。そのため、いち早く関節炎に気が付き、適切な治療を施し、飼育環境を見直すことが重要だとされているのだ。そして、今月5月はArthritis Awareness Month。関節炎の理解を深める啓蒙月間に指定されている。そこで、先日、アメリカ動物病院協会(American Animal Hospital Association、AAHA)がツイートした内容を紹介したい。

 

犬と猫で一部の症状は異なっていると前置きした上で、同会は両者に共通した症状を5つ列挙した。いずれも至極シンプルで、それでいて彼らの関節炎に気が付くためのチェックポイントとして大変重要な事柄だ。

◆関節炎チェックポイント◆
1.足を引き摺っている
2.関節が腫れている
3.食欲が低下している
4.体重が異常に増加している
5.自宅内でペット関連のアクシデントが起きやすい

 

読者の皆様は、上記5つの中に心当たりがあるだろうか。あるならば、愛犬・愛猫を連れて動物病院を訪れることを検討して欲しい。彼らと皆様自身のQOLが悪化しないように。また、楽しく幸せなペットライフが永く続くように。

食餌量が変わっていないのに体重が増えていくことは、関節炎で活動が低下したことに関連していますので注意しましょう。

 

参考ページ:

twitter.com/AAHAHealthyPet/status/1660254411384320000


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