イギリスの大学らの研究によると、オーナーの性格は猫の性格に大きな影響を与え、両者が似てくる場合があるという。そこで、疑問が浮かぶ。猫と同じくヒトと親密な関係を築く犬の性格は、オーナーのそれに影響を受けるのだろうか。また、ヒトは、自分の性格に似た犬を選ぶ傾向があるのだろうか。
冒頭のような背景の中、イギリスのケネルクラブは、犬とオーナーの性格を比較する研究を行った。すると、以下に示す犬種において、一定の性格・特性があると回答するオーナーが多く、そのオーナーの性格は愛犬のそれに似ていることが判明したという。
◆オーナーとその愛犬の性格◆
・ジャックラッセルテリア：誠実、忠実
・ゴールデンレトリバー：幸せを感じやすい
・スタッフォードシャーブルテリア：愛情深い
上記のことから、猫と同様、犬の性格もオーナーのそれに似ていることが窺える。そして、これを受けてケネルクラブは、犬を飼おうとしているヒトは自分の性格に似ている犬を選ぶ傾向があると述べる。裏を返せば、犬に求める性格があるならば、自分の性格を「その求める性格」に近付けることが重要だとも捉えることができる。皆様は、どのような犬を飼いたいと思っているだろうか。既にイメージが完成している場合は、そのイメージに沿った自分を目指しても良いかも知れない。
自分の性格に似ている犬を選ぶ傾向は「無意識で」行われているとケネルクラブは考えております。
参考ページ：
https://mrcvs.co.uk/en/news/21922/Study-explores-dog-owner-personalities
