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ネイチャーリンクス調査結果 獣医師の約9割が愛犬の健康管理が不十分な飼い主が多いと回答

投稿者:AsaT

ネイチャーリンクスは2022年8月26日、「愛犬の健康管理」に関する調査結果を発表した。調査は7月28日〜29日、全国の獣医師1,006人を対象に行われた。

<愛犬の健康管理が十分にできていない飼い主が多いと思うか>
「とても多いと思う」38.2%、「多いと思う」53.9%が回答。合わせて、9割以上が健康管理ができていない飼い主が多いと、獣医師が考えている事が分かった。

<飼い主が誤った健康管理のやり方をしていると感じる事があるか>
95.4%が「ある」と回答。

<どのようなことが特にできていない・誤っていると感じるか>
「食事」が49.5%で最も多く、次いで「温度(室温・対応)」が24.0%、「トイレ」が12.2%で続いた。
気温の設定を人間の快適さのみを考慮して行ったり、散歩を十分に行わなかったり、ドッグフード頼みで食事の準備に手間をかけない、人間と同じ食事を与えるなどがあげられている。

<症状が悪化してから動物病院を受診する人が多いか>
「とても多い」は35.9%、「多い」は54.8%で、動物病院を受診する飼い主が多いと感じているのは合わせて9割以上となっている。

<健康管理が行き届いていない場合、愛犬たちにはどういった体調の変化が見られるか>「目ヤニが出る」が42.4%で最も多く、次いで「耳からニオイがする」(31.8%)、「耳をよくかく」(26.4%)が続いた。

<健康管理を行う上で特に気遣うべき事>
「食事管理」が49.6%で最多となり、以下「室温・体温調節」(32.8%)、「適度な運動習慣」(17.1%)と続いた。

<愛犬の食事管理において最も重要なことは>
「犬種に合ったペットフード(小型犬用・シニア犬用など)」、「年齢に合ったペットフード」(各31.7%)が最も多く、次いで「ペットフードの成分」(21.7%)が続いた。

ペットを迎えた際から必要な健康管理を、動物病院やペットショップなどからも、丁寧に説明していく必要性を改めて感じる調査結果になっている。

 


https://news.mynavi.jp/article/20220830-2438205/

<2022/08/30  マイナビニュース>

ネイチャーリンクス調査結果 獣医師の約9割が愛犬の健康管理が不十分な飼い主が多いと回答(photoAC)

 

 

 

 


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