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Pet Eye Health Awareness Week~短頭種に多い眼の病気を啓蒙する1週間~

投稿者:武井 昭紘

乾性角結膜炎(KCS)チェリーアイ角膜潰瘍。世界各地で根強い人気を誇る短頭種は、様々な眼の病気を発症するリスクが高い品種である。そのため、イギリスでは、当該品種の福祉を向上する上で、眼の健康問題を解決することが欠かせないと考えられているのだ。

そこで、ペットの健康と福祉の改善を願ってそのオーナーをサポートする英国企業TVM社は、9月の第4週(9月19日~25日)に設定された、ペットの眼の健康に関する啓蒙週間Pet Eye Health Awareness Weekに合せて、眼の病気を早期に発見し、早期に診断し、早期に治療するためのチェックポイントを表示したポスターを作成した。なお、このポスターには、眼が赤い、眼を掻いている、涙やけがある、眼の色が変わった、眼が見えていない、右左の眼の印象が違うといった病気のサイン(兆候)がイラスト付きで印字されている。

 

『特に短頭種のオーナーに、眼の病気が犬に及ぼす影響を理解して欲しい。』

TVN社は、このように訴えかける。時に眼の病気は取返しの付かない事態を招く。失明したり、眼が大きく膨らんだり、眼に穴が開くことも屡々だ。これらを未然に防いで、ペットの眼の健康を守る。Pet Eye Health Awareness Weekには、そういった願いが込められていると思う。どうかこの機会に、愛犬の眼の状態をチェックし、気になることがあれば動物病院を訪れて頂けると幸いである。

眼の病気と症状の詳細は、リンク先をご参照下さい。

 

参考ページ:

www.tvm-uk.com/national-pet-eye-health-awareness-week/


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