株式会社NGAは、自社開発のペット総合アプリ「Pet」で「ペット鼻紋認証」機能をリリースした。
記事によると、独自の「鼻紋認証技術」を応用した機能で、今後は「Pet」のユーザーが写真をアップロードすることにより、ペットの迷子対策に向けた鼻紋登録や、鼻紋によるペットの特定が可能となるという。
今回ペット総合アプリ「Pet」に鼻紋認証技術を搭載した理由として、動物愛護管理法がある。2022年6月1日から販売前の犬や猫には、マイクロチップを埋め込むことでペットの所有者の情報を登録することが義務化され、政府もペットの迷対策を重要視しており、すでにペットを飼っている人も努力義務となっている。ペット迷子対策で肝心なのは、ペットが迷子になる前の防止対策と、迷子になった後の特定方法と考えられ、鼻紋認証技術の応用は、後者の実現に有力と考えられている。
「Pet」の鼻紋認証技術はペットの鼻紋の写真3枚をアップロードして、鼻紋登録は完成だ。鼻紋による個体識別が可能となり、迷子ペットの鼻紋とデータベースと照合すると、AIにより自動認証で固体が分かる形だ。
NGAは、ペットの迷子対策だけでなく、ペット保険やペットのワクチン接種、また動物病院での受診、ペット同伴可能なホテルでのチェックインなどさまざまなシーンでこの鼻紋認証技術の活用を検討されているという。
鼻紋は動物の鼻にある特有の紋様で、鼻紋認証技術は、AI技術の研究開発を手掛ける株式会社華和結ホールディングスの「AiBank.jp」が開発。2020年に特許取得（第6795243号）が実現されている。
ペット総合アプリ「Pet」とは、ペットの写真や動画の投稿、コメント投稿を通じて飼い主同士の交流だけでなく、ペットの育て方やさまざまな商品・サービスなどの情報も集まるSNSアプリだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000083628.html
＜2022/06/08 PRTIMES＞
https://www.mdn.co.jp/news/3400
＜2022/06/10 MdN＞
ペット総合アプリ「Pet」 ペット鼻紋認証を搭載（写真と記事は関係ありません）
