愛犬の治療費が高額だった場合、クラウドファンディングや寄付を募ることについて、犬を飼っている人の半数が「賛成」と回答した事が分かりました。
記事によると、株式会社PLAN-Bが運営をする「INUNAVI（いぬなび）」が2022年4月に「愛犬の治療費に関するアンケート」として、全国の10代～70代以上の犬の飼い主さん300人（男性97人／女性203人）に実施した結果が発表されています。
1)「今までに一番高額だった治療費は」
最も多かったのは、「10万～20万円」（50人）。次いで「～1万円」（43人）、「～2万円」（37人）、「～5万円」（32人）といった回答が続きました。ちなみに「～150万円」と回答した人も2人いたそうです。
2)「もし、愛犬の治療に高額な費用がかかると言われたらどうしますか」
「金額に関係なく治療する」（42.7％）が最多に。次いで、「100万円以上なら治療を諦める」（15.0％）、「10万円以上なら治療を諦める」「50万円以上なら治療を諦める」（いずれも12.3％）、「25万円以上なら治療を諦める」（12.0％）
3)「もし、愛犬に高額な治療費が必要になったらどう工面するか」
「貯金があるから問題ない」（41.7％）、「親族に借りると思う」（20.0％）、「クレジットカードを利用すると思う」（15.3％）といった回答が上位に並び、約4割の飼い主さんは経済的に余裕がある一方で、6割近い飼い主さんはどこからか借りて工面することを考えている事が分かりました。
4)「実際に高額の治療費をどう工面しましたか」
「貯金でまかなった」（217人）が最多に。以下、「クレジットカードを利用した」（13人）、「親族に借りた」（7人）
5)「ペット保険に加入していますか」
「加入している」と回答した人は28.7％に留まりました。「加入していない」（61.7%）と「加入していたがやめた」（9.7%）を合わせると、71.4%の人がペット保険に加入していないことがわかった一方で、「ペット保険は必要かどうか」については、69.0％の人が「必要だと思う」と回答しています。
6)「愛犬の治療費にクラウドファンディングや寄付を募る行為をどう思いますか」
「どちらかといえば賛成」（29.3％）、「賛成」（23.3％）を合わせると、52.6％の人が「賛成」と回答。一方で「どちらかといえば反対」（11.3％）、「反対」（6.3％）を合わせると、17.6％の人が「反対」と回答しました。なお、「どちらともいえない」は29.7％だったそうです。それぞれの回答の理由については、以下のようなコメントが寄せられました。
人には健康保険があり、3割負担で済むが、ペットは100％自己負担になり、病院によっても値段に差がある事も。いざという時に高額な医療費に困らないようにペット保険への加入や、いざという時の備えが必要になります。
https://maidonanews.jp/article/14642693
＜2022/06/09 まいどなニュース＞
愛犬の治療費、高額だったら？ クラウドファンディングや寄付でまかなうことに、半数の人が「賛成」（photoAC )
