寒暖差が激しい弥生。雪が降ったり、20℃近くまで気温が上がったりと非常に忙しい。そのような中で、3月の第3週（2022年3月20日～26日）に突入した。今年も、National Poison Prevention Weekを迎えたのだ。そこで、本稿では、アメリカ獣医師会（American Veterinary Medical Association、AVMA）のホームページに公開されている、犬猫に食べさせない方が良い7つの食べ物を紹介したい。何れも、彼らが中毒を起こす可能性があるものばかりである。
◆犬猫に食べさせない方が良い7つの食べ物◆
①キシリトールを含む食べ物（キャンディ、ガムなど）
②チョコレート
③たまねぎ
④ブドウとレーズン
⑤脂っぽい食べ物や揚げ物
⑥マカデミアナッツ
⑦アボガド
『これらの食べ物は犬猫に有害で、彼らが生死を彷徨う場合もある』。
AVMAは、このように訴える。そして、愛犬・愛猫が「これら」を口にしたらホームドクターに相談して欲しいと述べる。日本でも、中毒を心配して動物病院を訪れるオーナーは後を絶たない。だからこそ、日々、細心の注意を払って欲しいと筆者は思う。無症状から軽症で済む犬猫も居るが、重症となって命を落とす犬猫も少なくない（1匹でも居たら、それは多いと言える）のだから。中毒を防ぐ方法は一つ。犬猫と「食べさせない方が良い7つの食べ物」との接触を避けること。くれぐれも、そのことを忘れず、確実に実践して欲しい。
National Poison Prevention Weekが終了しても、犬猫との生活は続きますので、365日常に気を付けて頂けますと幸いです。
参考ページ：
https://www.avma.org/resources/pet-owners/petcare/7-foods-avoid-feeding-your-dog-or-cat
