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世界54都市における犬の飼育頭数や密度を公開しているサイト

投稿者:武井 昭紘

道を歩けば、散歩している犬を見掛ける。一部の離島を除いて日本の何処に行っても、そこには犬が居る。そして、世界各地どこに出掛けても、やはり犬が居る。果たして、どれくらいの犬が飼育されているのだろう。最も飼育頭数が多い都市とは。あるいは、最も犬の密度が高い都市とは。今流行している新型コロナウイルスが犬にも感染することを考慮すると、それらを把握しておくことは大変重要なことである。そこで、ペット保険に関する情報を発信するProtect My Pawsが公開しているサイトを紹介したい。なお、サイトの概要は以下の通りである。

 

◆世界の都市における犬の飼育頭数や密度◆
・東京を含む世界54都市のデータを集積した
・最も犬の密度が高い都市はパリである(1平方キロメールに2857匹)
・人口に対する犬の飼育頭数が最も多いのはヒューストンである(ヒト100人に対して52.1匹)
・東京における犬の密度は274匹、人口に対する犬の飼育頭数は4.3匹である

 

東京での印象で、「道を歩けば、散歩している犬を見掛ける」と感じる筆者からしてみれば、その10倍の密度を誇るパリの状況は想像を絶する。ヒューストンの比率も同様だ。これらの都市を抱える国では、日本と比べて、新型コロナウイルスに感染するヒトは圧倒的に多い。犬の密度や飼育頭数と関連性はあるのだろうか。今後、同サイトのデータを基にして、新型コロナウイルスの感染状況を分析する研究が進むことに期待している。そして、新たな防疫対策が発見されることを願っている。

パリにある公園の80%以上は、犬と遊ぶことを禁止しているそうです。

 

参考ページ:

protectmypaws.com/best-cities-for-dog-lovers-in-the-world/


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