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アメリカ獣医師会が呼び掛けるハロウィンの時期に注意して欲しいこと7ヶ条

投稿者:武井 昭紘

ワクチン接種率が世界的に高くなり、各国は新型コロナウイルスによるパンデミックによる混乱が立ち直りつつある。その結果として、飲食店の利用、イベントの開催、ヒトとヒトとの交流に対して講じられた制限が緩和され始めた。そして季節は秋。10月31日。人々にとって楽しいことに満ちたハロウィンの時期を迎えた。言い換えると、ペットにとって危険に満ちたハロウィンの時期を・・・・・。

 

アメリカ獣医師会(American Veterinary Medical Association、AVMA)は、ペットを飼育している世帯に向けて、ハロウィンの時期に彼らが目にして、触れて、口にするかも知れない「危険」に関して啓蒙するべく、注意して欲しいこと7ヶ条を公開している。なお、詳細は以下の通りである。

◆ハロウィンの時期に注意して欲しいこと7ヶ条◆
1.チョコレートやキシリトールを含むキャンディをペットに与えない
2.「トリックオアトリート!」で開かれた扉からペットを逃がさない
3.ランタンやロウソクなどの火気にペットを近付けない
4.ペット用のコスチュームには彼らの口に入るような装飾品を付けない
5.グロースティックやグロージュエリーをペットの近くに置かない(口に入れると涎が止まらなくなる)
6.ペットの警戒感や攻撃性が強い場合は「トリックオアトリート!」で訪れるヒトに近付けない
7.ペットを外に連れ出さない

 

中毒の原因となる食べ物、消化管内異物の原因となる装飾品、火災や熱傷の原因となる火気。ハロウィンに合せて開催されるイベントは危険に満ちている。それらの危険から愛するペットをどう守るか。AVMAの提唱する7ヶ条を参考にして、対策を検討して頂けると幸いである。

万が一、逃走した時に備えて、ペットにマイクロチップや管理タグを装着することもアメリカ獣医師会は提案しております。

 

参考ページ:

https://www.avma.org/resources-tools/pet-owners/petcare/halloween-pet-safety


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