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「ペットロス」に関するアンケート INUNAVI(いぬなび)調査

投稿者:AsaT

株式会社PLAN-B(本社:東京都港区)が運営をするINUNAVI(いぬなび)は全国の愛犬を見送った経験のある325人を対象に「ペットロス」に関するアンケートを実施しました。

アンケートでは結果を抜粋して掲載。愛犬が亡くなったときの状況や、周りからかけられた言葉などを調査し、ペットロスの実情が分かる形になっています。

■愛犬を看取ることはできましたか?
愛犬のことを「看取ることができた」と回答した人は59.7%でした。
タイミングや状況によっては看取ることができないこともあります。

■「ペットロス」という言葉を知っていますか?
「知っていた」と回答した人は91.1%でした。
今では書籍やテレビ番組など、さまざまなものを見たり聞いたりして9割以上の人が「ペットロス」という言葉を認知しているようです。

■愛犬を亡くしてペットロスになったことはありますか?
ペットロスの経験について最も多い回答は「あるが現在は落ち着いている」81.2%、「ない」9.8%、「現在もペットロス」8.9%と回答。
9割以上の人はペットロスを経験しているようです。

■ペットロス症候群になったことはありますか?
ペットロス症候群の経験は「ない」69.8%、「あるが現在は落ち着いている」26.2%、「現在もペットロス症候群の症状がある」4.0%となっており、ペットロスが重症化してしまう人も3割程度いることがわかります。

 

<かけられた言葉で嫌だった・心がラクになったコメントをご紹介>
■かけられた言葉で嫌だったコメント
・「心臓が悪かったので、もっと早く病院に行けばよかったのにと言われた」(女性 50代)
・「『また飼えばいいやん』って言われたのがものすごく腹が立ちました。死んだわんこにはもう二度会えないのにって思いました」(女性40代)
・「5年で亡くなったので、育て方が悪かったんじゃないか?うちの犬は10年以上生きていたと言われた」(女性 / 30代)
・「苦しませるくらいなら安楽死させたら良かったのにと言わられた」(女性30代)
・「ペットが亡くなったくらいで泣くなと言われ、嫌な気持ちになりました」(男性20代)
・「これから気兼ねなく旅行とかに行けるねと言われた時は、とても嫌な気分になりました」(女性30代)
・「ペットを飼ったことのない人に『しっかり!早く立ち直って!』と言われたこと。気持ちにより沿ってもらえた気がしなかったですし腹が立った」(女性 30代)

 

■かけられた言葉で心がラクになったコメント
・「『○○くん(犬の名前)は本当に幸せだっただろうね』です。彼も幸せだったんだな、私と同じ気持ちなんだなと思うと嬉しさと感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました」(女性30代)
・「かなしみはかなしみのままで、と声をかけてもらえたことが時間とともに心にしみました。うちに来て幸せだったね、と言ってもらえたのも嬉しかったです。よそのワンちゃんの飼い主さんが『○○君にはお世話になったね』と、その家のワンちゃんに声をかけて話しているのも救われた気がしました」(女性 40代)
・「その子が愛されてたんだなぁってわかる様なことを言われると嬉しかったです」(男性 30代)

獣医療現場ではペットの死は身近にあります。獣医師や看護士からの言葉は、飼い主さんの悲しみを少しですがほぐす力になります。あらためて、命やペットロスについて考えるアンケートになっています。


http://news.jprpet.com/news/detail/11083/

<2021/07/15  JP PET NEWS>

https://inunavi.plan-b.co.jp/petloss_dog_deta/

<2021/07/09  INUNAVI(いぬなび)コラム>

 

「ペットロス」に関するアンケート INUNAVI(いぬなび)調査(写真と記事は関係ありません)

 

 

 

 


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