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ワクチン接種にあたる医療従事者 獣医師も検討?

投稿者:AsaT

新型コロナウイルスのワクチン接種は、打ち手不足が深刻な状況だ。打ち手不足解消として、国が特例で認めた歯科医師、看護師による接種が始まっている。そのほかにも薬剤師や獣医師なども検討されているようだ。

菅義偉首相は3日、首相官邸で経団連など経済3団体のトップと会談した。企業などでの新型コロナウイルスワクチンの「職域接種」について協力を要請したことが分かった。

記事によると、首相は会談内で「職域接種が進めば、自治体の負担が大きく軽減され、全体の接種が早まり、企業活動にとっても大きな意義がある」と訴えた。経済3団体は、全面的に協力する考えを伝えたという。

経済同友会の桜田謙悟代表幹事は記者団に、ワクチン接種に当たる医療従事者を確保するため「看護学生、獣医師を含めてもいいのではないか」と語っている。

日本では厚労省の検討会で、臨床検査技師と救急救命士も新たに加わることが了承された。アメリカでは今年3月、獣医師による接種が認められている。日本では獣医師が打ち手となるには法的措置が必要だが、特例として国から要請が出る可能性も考えられる。

一方で、経団連の十倉雅和会長は、政府の感染対策について、「国民に安心、希望を与えるロードマップを描いてほしい」と指摘。日本商工会議所の三村明夫会頭は「先行きの状況を示してもらいたい」と注文を付けた。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2021060301088&g=pol

<2021/06/03  JIJI.COM>

ワクチン接種にあたる医療従事者 獣医師も検討?(写真:PhotoAC)

 

 

 

 

 


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