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イタリア当局 突然凶暴化する猫に注意喚起 ウイルスを検出

投稿者:AsaT

イタリアでは突然飼い主に噛みつくようになった飼い猫から、珍しい狂犬病類似ウイルスが検出されたとして、猫の観察を強化するように呼びかけている。

記事によると、アレッサンドロ・ギネッリ(Alessandro Ghinelli)市長は、1日に記者会見を行った。猫に「リッサウイルス感染症」の症状がみられた場合、直ちに当局に報告するように、飼い主や地域猫活動家らに要請する新条例を制定したことを発表したという。

検出されたのは、2002年に黒海(Black Sea)とカスピ海(Caspian Sea)に挟まれたカフカス(Caucasus)地方でコウモリから見つかったウイルス。これまではその一例しか確認されていなかったものだ。

感染の確認された飼い猫は2歳の雌猫で、感染経路は不明。突然飼い猫が凶暴化し、家族3人を噛んだと飼い主から報告があり、不安な獣医師が動物病院に連れて行ったところ、獣医師も噛んだ。その後この猫は、別の病院に移送されたが、そこで死んだという。

移送先の病院の専門家らは神経系の異常を疑い、パドバ(Padua)の動物保健施設に猫の脳の一部を送ったところ、そこからウイルスが検出された形だ。この猫に噛まれた13人が抗体治療を受けている。

新条例は8月27日までを有効期限にしており、人を噛んだり、ウイルス感染が疑われる症状を示した犬と猫は、全て10日間隔離しなければならないと定めている。感染疑い症状には、かみつき、まひ、気性の変化などが含まれるそうだ。

コウモリは狂犬病のほか、色々な人獣共通感染症の感染源となっている可能性があるとされる。今回の発表もコウモリが関係しているため、記憶に留めておきたいニュースである。

保健当局は、死んだ猫が飼われていた家の近くの木に生息するコウモリの群れがウイルスの発生源の可能性があるとみて、現在調査している。


https://www.afpbb.com/articles/-/3292313

<2020/07/06  AFP BB NEWS>

イタリア当局 突然凶暴化する猫に注意喚起 ウイルスを検出(写真:PhotoAC)

 

 

 

 

 

 


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