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不妊手術済の猫「さくらねこ」 ブランディング評価され受賞

投稿者:AsaT

「さくらねこ」は不妊手術済みのしるしに、耳先をさくらの花びらの形にカットしたねこの事。誰が見てもも直ぐに分かる印になっています。名付け親は「公益財団法人どうぶつ基金」の佐上邦久さんです。

この「さくらねこ」が、日本のブランディングを評価する初のアワード「Japan Branding Awards 2019」(株式会社インターブランドジャパン主催)でWinners 賞を受賞。大手自動車メーカーや医療機器メーカーをはじめ10社が受賞し、そこに「さくらねこ」も並びました。

公益財団法人どうぶつ基金の佐上邦久さんによると、「さくらねこ」は、石垣島一斉TNR活動のとき、石垣市長らとの相談の末に生まれた名前。日本で一番早く桜が開花する石垣島から桜前線が北上することから、石垣島で開花した「さくらねこ前線」を北上させ、全国にTNR活動を普及させたいという想いを込めて名付けたそうです。

長年に渡るTNR活動では、「自然に反する」など不妊手術への異論、猫の耳先をカットすることへの誤解や批判などがありました。

そのため、猫たちに生きてほしいと願う人々の「心や命を大切にする考え」の現れと捉えてもらい、さらに多くの人に「さくらねこ」を知ってもらいたいという思いから、ブランディングに取り組み、アワードに参加したとのこと。

名だたる企業や団体が多く参加する中、『さくらねこ』が受賞したことは、ボランティアさんや獣医さんなどTNR活動に関わる方々の誇りになる。


https://sippo.asahi.com/article/13394829?utm_medium=nd

<2020/05/23 sippo>

不妊手術済の猫「さくらねこ」 ブランディング評価され受賞(写真と記事は関係ありません Photo AC)

 

 

 

 


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