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欧州 獣医師ら、新型コロナの治療をバックアップ

投稿者:AsaT

新型コロナウイルスの感染拡大で医療現場に限界が迫る欧州では、獣医師が人命救助の医療ボランティアに参戦する動きが広がっている。

記事によると、対人医療にも利用可能な医療機器を提供したり、ウイルスの検査・分析を支援するほか、緊急時の医療ボランティアに登録した獣医師も数千人に上るという。

フランスでは政府の募集した医療ボランティアに獣医師1万8000人のうち約5000人が、登録し、現場への配備はこれからになるそうだ。スペインの首都マドリードの獣医師会によると、市内では獣医師らが医療現場で看護師を補佐したり、仮設病院で医療チーム運営や医療機器の取り扱いを担ったりしているという。

だが、仏パリを中心とするイルドフランス(Ile-de-France)地域圏獣医師会のブリュノ・テシエ(Bruno Tessier)会長は「われわれは動物への挿管方法なら知っているが、人への挿管はどうだろうか。技術は同じではない」と、獣医師にできる事は限られていると話す。

また、獣医師を新型コロナ治療の最前線に送ることは「誰も提案していない」と強調し、医療ボランティアとして現場に配備される場合は、補佐的な役割を担うことになるとの見方を示している。

日本でも新型コロナウィルスによる患者が急増する事で、人工呼吸器の貸出依頼や獣医師への補佐募集などが出てくるかもしれません。

「新型コロナの症状のある人への対処の仕方や問診、トリアージならわれわれにも分かる」と同氏は付け加え、「招集がかかるのを待っている」と語った


https://www.afpbb.com/articles/-/3276978

<2020/04/03 AFP BB NEWS>

欧州 獣医師が新型コロナの治療をバックアップ(写真と記事は関係ありません PhotoAC)

 

 

 


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