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2月17日はRandom Acts of Kindness Day~気まぐれでも優しさを他者に与える記念日~

投稿者:武井 昭紘

Random Acts of Kindness Day。

敢えて、筆者なりの日本語訳を付けるとすれば、「自由気ままな優しさで行動する日」となるだろうか。しかし、それでも、自由気ままな優しさに疑問符が立つ読者の皆様は多く、その優しさが本サイトの永遠のテーマ「獣医学」に、どのように結びつくのかイメージ出来ない方が殆どであると推察する。そこで、2020年1月17日、まさにRandom Acts of Kindness Day当日にSNSおよびウェブ上にて訴えかけられた「優しさの10ヶ条」について紹介したいと思う。

なお、同10ヶ条を発表したのはイギリスの王立動物虐待防止協会(Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals、RSPCA)で、彼らによると、Random Acts of Kindness Dayをキッカケに、365日(オリンピックイヤーの今年は366日)いつでも構わないから、地球で共に暮らす動物たちと人々に直接的あるいは間接的な10個の優しさを示していこうということのようで、その詳細は以下の通りである。

◆地球に暮らす動物たちへの優しさ10ヶ条◆
①ゴミが落ちていたら拾う(動物が食べたり、ケガをしないように)
②動物のことを考えたボランティアをする
③ペットに好きな食べ物を与える
④庭を手入れして野生動物の往来を楽しむ
⑤保護動物の里親になる
⑥保護された幼獣の育ての親になる
⑦愛犬をセラピードッグとして登録する
⑧動物福祉に関するキーワードをインターネットで発信する
⑨年間670,000ポンド(約9600万円)もの費用が掛かる保護施設に寄付をする
⑩動物福祉の向上を願った募金活動に参加する

 

果たして、前述した10ヶ条の中に、何かしらご自身でも出来ると思ったことがあるだろうか(⑧は気軽に出来るのかも知れない)。もし、一つでもあるならば、早速、実行して頂けると幸いだ。そして、最後まで本稿をご覧頂いた皆様が、「11個目」の優しさを示してくれたことに、つまり、Random Acts of Kindness Day(動物福祉の向上)に関する記事を読んでくれたことに心から感謝を申し上げる。

今回紹介した記念日が、世界中へと普及し、幸せな日々を過ごせる動物たちが増えることを願っております。

 

参考ページ:

https://www.rspca.org.uk/whatwedo/latest/blogs/details/-/articleName/today-we-re-celebrating-random-acts-of-kindness-day


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